つがわ式の第11章のタイトルは
「質問と回答」です。
全18ページ。
ということで、前回同様、質問と回答集です。
![つがわ式記憶法Q&A](http://www.626636.com/wp-content/uploads/2013/10/4e3e5252ed7b68e8d1fc8976d301e01e.png)
この章と前章は「質問と回答」だけなので、
勉強法や記憶法としてのまとまりはありません。
しかし、今回の章は少しまとまりがあるともいえます。
というのも、一つの質問が長いものがあって、
その長い質問の内容がわりとまとまっているからです。
ただ、「記憶法」というものを求めているなら
この辺りはイマイチ違うなーと感じてしまうでしょう。
記憶法ついでに言うと、
つがわ式は理解に重点を置いた左脳的な
学習法なため、東大記憶法で
いうところの無意味記憶の概念がありません。
一般に記憶法や記憶術と言われるものとは
印象が異なるため、注意が必要です。
なので、右脳系の記憶術でできるものを、
左脳系の勉強法では「できない」と言い切って
しまっている部分が、右脳系の記憶術ができる人には
かなり引っ掛かる点だと思います。
基本的に右脳系はイメージや
感覚で記憶することを重視します。
できない人には曖昧な記憶に感じると思いますが
できる人にはものすごく便利な方法です。
右脳的な記憶をマスターしていくと、
左脳的な記憶のほうが曖昧に感じてくる
人も多いと思います。
左脳系の記憶法は理解と反復中心で
行いますが、その他のテクニックも駆使して
効率を重視した勉強法になります。
この効率部分はすぐできるものと、
すぐにはできないものに分かれます。
パターンを見出して効率を高める
勉強の仕方は勉強の数をこなさないと
なかなか見えてこないので、これも
すぐにできるものでは無いといえます。
![つがわ式記憶法実践記](http://www.626636.com/wp-content/uploads/2013/11/11aa197751c298675484957e1447e87d.jpg)
つがわ式の記憶法は、
わりと短いページ数で考え方を学べるので
すぐに試せますが、「それだけ」でもあるので、
深みと更なるレベルアップや飛躍的な
能率アップなどは望み難いと感じます。
つがわ式の教材の中で書かれている印象では、
結構勉強量も求められるので、購入検討の際には、
その辺りは考慮してもらった方が間違いは
起こりにくいと思います。
しかしながらこの章の「質問と回答」は
結構内容が濃いとも感じました。
質問者がこういうやり方でやっています。
というのを長々と書いていて、例としてどちらの
取り組み方がいいのかというのを順を追って書いています。
それがいままでのつがわ式記憶法の内容の実践的な
まとめになっているので、内容が濃いと感じたわけですね。
津川さんもこの取り組み方について
悪いといっていないので、参考になるはずです。
やはり実際にやっている人の流れを知るのが重要だと思います。
そうしないと知識がまとまりにくいですしね(笑)
ということで、つがわ式記憶法の第11章は
こんな感じでした。
参考にしていただければ幸いです。
とも