▼速読

速読できる人の速読のトレーニング本やアプリ、ソフトのレビュー

ようやく速読ができるようになってきたので、僕が色々試した速読教材をレビューして行きます。子供の頃から興味を持って速読本など買っていましたが、速読を体得するのにものすごい年月がかかりました(笑)

体得できてしまうと、もっと速く体得できるじゃん!と思ってしまうんですが、それは時代が進んだからでしょう。僕はパソコンをよく使うので、速読はあきらめて目のストレッチなど、視力を落とさないために速読トレーニングを使っていたら速読ができるようになったのです。

なのでちょっとラッキーな感じですが、速読教材・速読本、僕なりの重要ポイントなどを書いてみたので、参考にしてもらえればと思います。

速読教材の比較とレビュー

栗田式速読

栗田式速読(SRS)は一番初めに買った高額速読教材です。かなり昔買ったので、今とはトレーニング方法が違うかもしれません。指で円を書きながら視点をしれに合わせて動かしたりと色々な体を使った速読トレーニングが紹介されていました。

地味ですが、理論などを読むとしっかりしてるし、なんか凄そうな感じはする・・・・でもできないという感じで、結局速読はできませんでした。高いお金を払って買った教材だったので、ある程度やりましたができず、次第にやらずに藤本式速読や川村式速読など、他の速読教材に移って行った感じです。他の速読トレーニングと共通するところもありますが、割と独自っぽいところも多いので、買ってみて合う合わないがありそうです。

藤本式速読

記憶術や速読など、能力開発系の本を多く出している著者で、昔から速読の本も出していた人です。個人的に記憶術とかの本も読んでましたが、速読も記憶術もできないじゃん!という印象で年月が経ちました。速読が少しできるようになった今となっては、書かれている理論としてはわりと正しいと思います。でも、多分そこに到達するには本だけでは難しいという印象です。

僕の方がレベルが低いと思うので、できる人の言っているレベルに到達できていない部分もありますが、初心者が普通よりも格段に速く読めるようになる分には丹田呼吸とかいらないよなと思います。

速読も記憶術もそうですが、オリンピック選手になった人が書いているトレーニング方法を市の大会でやってる人が読んでもすぐにはできず、物凄い年月をかけても何かが起こらないとそこまでは成らない!というのと似ているかもしれません。マンツーマンのコーチも付いてないし、そこまで必死にやっていないので。

ただ、今のご時世、速読もインターネットやパソコンで進化したので、強制的にトレーニングでき、当時の本を参考に自主練・・・的なものとは違って、だいぶ理論に沿って実のあるトレーニングができるようになってきました。

藤本式の速読教材はパソコンでは、記憶術教材の特典でついてきた弟子のような人の速読動画があったんですが、古いやり方(アナログ的な)という感じで、そこそこやっても昔と変わらず速読はできるようにはなりませんでした。

川村式速読

有名な速読本の著者で、僕が子供の頃から読んでた速読本をたくさん書いている人でした。この人の本を読んでも一向に速読ができるようにならず、嘘じゃん!と思いつつも長年何と無く読んだりしていたら、パソコンや任天堂DSなんかでもソフトを出すようになって、速読どレーニングも進化したなと思ったのが川村式速読です。

結果として、これだけで速読ができるようになったわけではないんですが、川村式が一番速読に効果がありました。ようやく理論にトレーニングが追いついてきた感じで、今まで本でやっていた速読をパソコンなどの機械で行うため、割とストレスや個人的なやり方の違いなども減少して、正しいトレーニングをしやすくなってきた印象です。

ただ、期待し過ぎてはいけません。僕も川村式速読ですぐに速読ができるようになったわけではなく、何だかんだと1年近くやって効果が出ずやめて、その後独自に色々トレーニングストレスを減らすように組み替えていき、最終的には自分で速読ソフトのようなものを作って速読ができるようになったというのが実際のところ。

ただ、川村式速読がパソコンのトレーニングで効果を実感しているような感覚だけがあったので、その感覚を元に独自に速読ソフトのようなもの自分で作ってみた感じです。

川村明宏さんも講演などで行っている理論を聞いているとすごくまともな博士というかんじなので、胡散臭くはなさそうです(笑)日々研究が進んでいると思うので、そのうちもっと良い速読教材が出るかもしれないので期待ですね。僕もできればもっと早く速読ができればと思うので、今後も試してみたいと思っています。という感じで、川村式速読は個人的には役立ち、評価高いです。

北岡速読

感想としては簡単な内容で、付け焼き刃的な印象を受けますが、訓練無しで速読を行おうとする人には、わりと現実的な内容だと思います。速読というと、10分で1冊とか、1分で1冊などという強烈な印象を持っている人がいますが、そのような速読ではなく、現実的な感じのする内容の速読教材でした。

なので、すごい速読ができるようになる!と思って買うと、かなり損した気になります。頭の良い人(たぶん)がどのようにして膨大な情報を消化しているのか?という考え方で購入すれば、納得のいく速読になると思います。

よくある川村式とか、藤本式とか、栗田式の速読とは違うわりと常識的なレベルの速読を13回の短い音声や動画で語っているというものなので、内容もかなり淡白。丁寧に教えるというよりは、シンプルに説明しているだけなので、できない人はヒントが少ないと言えそうです。普通の速読からすると速読じゃないじゃん!的な感じもしました。

脳のCPUをハイスペックに変える!超高速脳ブートキャンプ

脳科学者の苫米地英人さんの速読は特殊音源を聴くことと、理論、トレーニング的なものが少々あって、速読ができるようになる・・・・っぽいですが、買ってみて1年ちょっとやった結果ダメでした。この人の速読は同時に本を2冊読んだりする速読もあって、普通の速読とも少し違うような気もします。

基本的には脳が並列処理をできるという理論で行われているので、音楽を複数聞いたり、声を複数聴いたりする音源もありました。並列だけではないですが、その辺は長くなるので割愛します。

結果として速読を体得できなかったわけですが、実は苫米地式の音源は個人的にはよく聴いていて、僕が速読ができるようになる独自のトレーニングの時に、このブートキャンプの音源を流しながら速読のトレーニングをしていたので、実は効果があったのかもしれません。

『脳のCPUをハイスペックに変える!超高速脳ブートキャンプ』

一般の書店で売っている速読本のレビュー

スポーツ速読

DVDが付いていて、トレーニングがいくつか載っています。本屋で売ってる速読本の中では結構良いと思います。トレーニングしても効果を感じるし、トレーニングもシンプルなので。僕は少し速読ができるようになってた頃にこの本を買って、よりパワーアップした感じはしたので(感じだけ)、良い本(DVD)だと思います。

速読のトレーニングもシンプルで、効果も感じやすいという印象でしたが、ものすごく劇的に速読ができるようになるというのとは違う感じでした。どんどんトレーニングしていけばどこまで行くかはわからないんですが。なので、まず視野・視幅が広くなるなどの効果を実感できる足掛かりとしてやってみるにはいいんじゃないかと思います。

一生使える速読力が3週間で身につく本

書店で売ってる本です。やってみたところ、当然3週間で一生使える速読力が身につくわけもないという結果でした(笑)ただ、速読ができるようになった今改めて見てみると割といい感じです。多くの人はこの本でまず速読は身につかないと思います。では何がいいの?というと、付録の速読トレーニング用の紙が他のものより使いやすいこと。

僕は本を破って付録だけにしてたまに眼筋をほぐすために使っています。つまり、速読を身につける為ではなく、眼筋をほぐすのに良いという事。もちろん眼筋をほぐすようなトレーニングをすることは速読的に効果はあるんですが、速読ができるほど効果があるわけでもないというのがニュアンス的に正しいような気がします。

速読ができるようになった人はこういう地味な作業を行えるんですが、効果が感じられないとずっとトレーニングをするのは無理だと思うので、その辺を考慮してあまりおすすめしていないのと、僕もこの本で速読ができるようになったわけではない部分も含めてのレビューです。でも付録は今でもたまに見てます。

世界一わかりやすい速読の教科書

書店やamazonで売ってるCD付きの本です。CDが付いていて、3倍・4倍・10倍という速さで収録されているので、本の文章を読みながら速い音声を聴いて速読できるようになるタイプのようです。

僕はすでにある程度速読ができるようになってから買って試してみたんですが、脳の使ってる部分が違う感じでした。左脳系の速読という感じ。

速読はできるようになった感覚としては、視野が広くなって、数行に渡って一気に文章などが見えるようになって、曖昧だけどしっかり理解できる状態に変化します。ちょっと矛盾した感じなんですが、この本だと10倍でも一文字を一行ずつ聴いて読んでいる訳なので10倍でも遅い感じでした。ちなみに10倍の音声は速読ができても聞き取れません(笑)この本の10倍というのは4000文字/分なので。

それと縛られてる感があるのと、脳の使ってる部位がイメージとか一瞬で入ってくる感じがなく、あくまで文字っぽい感じがしてしまうという印象です。

基本的に言語感覚ではないイメージっぽい感覚で理解するのが速読が上達している変化だと思うので、ちょっと違うかなという印象でした。単純に考えると10倍でもすごく早いはずなんですけどね(笑)ただ、この本以外に普通の本を読むときに10倍速度のCDが付いているわけではないので、実際に毎回どの程度の速さで読めるかを考えると、それほどではないのかなと思います。本当は2倍でも3倍でも凄いことなんですけど。

文字を読んだり読書する時のストレス右脳系の速読にはあまりないので、僕としてはそっちを重視するので、この本は速読の系統が違う印象で、僕としてはそれ以上はトレーニングしませんでした。

あとがき

とりあえず速読って胡散臭いし半信半疑でしたが、できるようになると便利だしやはり粘り強くトレーニングしててよかったと思いました。最終的には目の疲れを取るためでしたが(笑)

よく速く読むと内容が頭に入らないのでは?という疑問がありますが、実際は逆でよく記憶に残ります。そういう部分に関して、別ページに速読ができるようになる過程のニュアンス的なものを書いていこうと思います。気が向いたら書くので、その時は参考にしてみてください。

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