どーも、ともです。
つがわ式の第7章のレビューです。
世界一速い用語記憶法というこの章は合計3ページ。
毎回ページ数が少ないと、効果はあるの?
とか思ってしまう人も多いかもしれないですね。
効果はまぁ、人それぞれではありますが、
ページ数が少ないのと効果は比例しません。
つがわ式記憶法の基本は皆同じで、
その基本を応用させて書かれているから
基本部分の解説が省かれてページ数が少ないわけです。
今回も基本的に本文丸ごと記憶法と人名・名詞記憶法
の応用ということで、特に新しい事は出てきません。
つがわ式はこうやって見ると、
1章・2章辺りにベースのノウハウがあり、
それ以降はその応用というパターンで
7章まできていますね。
で、今回の用語記憶法ですが、
ちょっと逆説的なことを言っています。
逆説って何か?というと、
「覚えない」
ということ(笑)
まぁ、これは、読んでもらうとなるほど
と思うんですが、その効果は僕としては
半分イマイチ、半分その通りだという感じ。
というのも、東大記憶法などの右脳記憶法を
そこそこマスターしている人だと、
覚えた方が楽なので、イメージ記憶が苦手な人の
やり方だと感じたわけです。
そしてもうひとつは長期間経つと
やはり思い出せない事が多々あり、
覚えてるかなーという不安も出てくるという事。
このやり方が使えるのは簡単な問題や、
簡単な文章の時だけのような気がします。
速いのはいいですが、忘れては意味が無いし、
忘れたら復習に時間がかかるので、
結局速さは一発でどれだけ深く記憶残すか
ではないでしょうか?
そうなると、どうしても何日経っても忘れない
右脳型の記憶術の方が学習スピードは速くなります。
そして効率的だといえますね。
なので、つがわ式を否定するわけではないですが、
やはり右脳系の記憶術と比較すると、
その効果の違いは浮き彫りに
なってしまいますね。
両方知っていると比較してわかるので、
差を感じやすいです。
ただ、右脳系の記憶術はイメージが苦手な
人はできないと感じる人が多いようなので、
そうするとつがわ式の出番になるのかもしれません。
東大記憶法はできない人にイメージさせるように
研究されて作られてものなのである程度
できるようになる事はわかっていますが、
他の宮口式記憶術や藤本式記憶術などでは、
この辺りが詳しく解説されていないので、
できない人が多いです。
これらは僕の経験と、
各種記憶術セミナー受講者の生の感想です。
なので、自分がどのタイプなのかにもよりますが、
右脳系はマスターし難い(教材による)が、マスターすると凄い。
左脳系は即できるが、それほど飛躍しない。
という両面から考えていくと良さそうです。
状況に合うもの、自分に合ったものと、
効果のある勉強法を選んでいくのが良さそうです。
では、今日はこの辺で。
参考になれば幸いです。
とも