藤本式記憶術

藤本式記憶術 音声003、004、005の感想

藤本式記憶術を実践した感想を書いています。

藤本式記憶術のファイル
003、004、005の音声の内容は
つながっています。

003の長さ → 3:44の音声。
004の長さ → 2:17の音声。
005の長さ → 2:20の音声。

なぜぶつ切りにしているのかはわからないですが、
3つで一つの内容なので、まとめて
レビューしてみました。

ファイナンシャル・プランニング
技能検定2級の学科試験を記憶術で
藤本憲幸さんが、藤本式記憶術を実演しながら
記憶していく内容の音声です。

これも問題と回答を記憶術で記憶していきます。

問題は短いものだし、問題を記憶術で
記憶しなくてもいいような気もするかもしれません。

しかし、専門用語がある程度簡単に覚えられるのが
記憶術が使える人のいいところでもあるので、
そういう感じでやるのはとりあえず有り
だとも思います。

ちなみに、余談ですが、ある人は、
覚えられるならなるべく記憶術は使わない方が
いいとも言われていて、僕も同意見です。

藤本式記憶術のやり方は、意味とか理解を深めていけば大抵は
自然と覚えられるところでも、そういう勉強の仕方はせず、
インスタントに記憶術で記憶して合格するという
考え方かな?・・・・なんて感じます。

この音声、藤本憲幸さんが問題を読み間違えて
「あー、○○か、ごめんなさい」と言っている
所(途中)で終わっているという謎の音声でした(笑)

これが003の音声。

それ以降の004も005も
同じような感じで続きました。

とりあえずイメージ変換の事例を参考にして欲しいと
いう意図で音声化したのか?と解釈してみても、
イメージ変換を詳しく解説しているわけではない。

なので、あまり記憶術の書籍によくある
パターンのやり方と同じような感じで

「こうやって、こうします。」

というシンプルな感じで、
それほど参考にならないように感じました。

もちろん参考になるかならないかは
人によりますが、大道芸などを見ていて

「こうやって、こうやるんです。」

といわれてもできないのと似ている気がします。

やはり、ある程度事細かに教わり、
やりながら躓く箇所や、ダメなポイントなどの
詳細もないと記憶術をマスターできるレベルに到達
するのは厳しいというのが僕の意見。

そのような感じで終始進んでいく感じです。

一応言っておくと、記憶術とかではなくても、
イメージを使うとその場では少し記憶力がアップ
して覚えやすくなります。

しかし、長期記憶に入れるための工夫が
足りないと数分~数時間で忘れてしまう種の
記憶になるんですね。

つまり長期記憶には入らないわけです。

その部分が語られていないので、
購入者はなかなか記憶術を使いこなせるようには
ならないように感じています、自分の経験も含めて。

これは難しくて、人によって描くイメージが違うためと、
描いたイメージが有効かが初心者には判断できないため、
どれだけ印象深かったり記憶に残るかが
わかりにくいんです。

なので、そういうポイントを詳しく解説しないと
初心者にはできないと、僕は記憶術を色々やってきて
実感しています。

この藤本式記憶術は実演はあるものの、
このポイントの解説が非常に弱い感じがします。

昔からある記憶術はそういうものが多く、
実用レベルでマスターするには何か足りないというのが
僕の長年の悩みでした。

ネット販売されるようになって、その辺りが詳しく
語られるようになっているのかと期待して色々と
記憶術や勉強法を買っていたのもあったんですが、
そういう商品は今の所、東大記憶法だけです。

記憶術といわれるものの感想やレビュー、本や
セミナーなど色々なところで見聞きしてもなかなか
実用的なものがないですが、共通するところは、やはり
藤本式と同じように解説が乏しいところかと。

藤本憲幸さんの場合は、本屋に売っている本の方が
解説が詳しいので、そちらを参考にするといいと感じました。

ということで、藤本式記憶術を実践した体験談でした。

次回以降もまだ続きます。

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